概要・理念・方針
■ 開 設 ま で の 概 要
2008年札幌の高齢者が利用する施設の多くは郊外にあり、理由は察しがつくものの
利用者の家族側からの視点で古代の姥捨て山のような感じが拭えませんでした。
されど沢山の感じ方があり、巷広告に“静寂と落ち着きのある自然の中で”と心地の良い語句が並び
そのうち郊外に住んでみたかったと、考える高齢者(家族)には良い条件と言えるでしょう。
しかし、活気と人波を好む高齢者は市街地から離れるほど行動範囲と時間に窮屈になり
健常で在りながらも不自由さを感じ、いつしか窓を眺め続ける現実を見てきました。
市街地、特に商業地域で生活をしていた高齢者は郊外に移住する意思は少なく、その地域で生活を営んでいた高齢者のための住宅整備や施設の誕生はありませんでした。
仕事で御付き合いのあり、解散したまるやまいちばの中にいちば復活を希望する商店主達と
高齢者住宅の提携を提案し、福祉施設経営会社、商店街、町内会の協力を得て2011年末に
福祉施設複合型サービス付き高齢者向け住宅が実現する運びとなりました。
■ 理 念
■ ケアグラウンド円山は高齢者や弱者のお世話をする基礎の地を意味し、それを遂行する事で存在する。
■ 今よりも健康になり、未来に安心を提供する事を目的として、利用者に対し低負担の経営努力をする。
■ 北海道初の商業地区複合施設付サービス付高齢者向け住宅として北海道のモデルと
なるよう
先駆者精神を持ち新しい事に挑戦する。
■ 方 針
■ 先駆者は速攻性と意外性が要であり、それを阻むものは凝り固まった常識である。イメージ、アイデアに理論を貼り、新しい常識を示し、安心と安全を基礎として楽しい事、喜ばれる事を具現化して行く。
■ 意欲の前では個性の属性(国籍,性別,年齢,学歴,経験)に関わらず協力し責任を共有する。